日頃ご相談いただくお客様の中で、土地購入＋住宅新築を住宅ローンを利用して計画される場合は、住宅ローン選びに大変気を使います。

なぜなら土地探しを先行して良い土地に巡り合って、いざ住宅ローンを申し込もうとしても金融機関はそれだけでは審査してくれません。

その土地に建てる住宅の間取り図や概算見積書を合わせて提出しなければ審査が始まりません。

大至急建築会社に依頼して間取り図と概算見積書を作成してもらいます。

土地を仲介している不動産会社も建築会社も、住宅ローンを通さなければ話が進まないので、至急書類を揃えて自社の提携ローンや日頃懇意にしている金融機関に申し込むことを勧めます。

残念ながら日本の不動産取引は「早い者勝ち」なので、住宅ローン手続きに時間がかかってしまうと、他の買手に土地を取られてしまう恐れがあります。

このスピード感の中でお客様にとってベストな住宅ローンを選ぶのは、時間的にタイトなのです。

土地購入から計画されている方にお願いですが、早い段階で資金計画のご相談をいただければ、余裕を持ってベストローンを選ぶことができます。

早い段階というと、今から土地を探そうと思い立ったあたりからご相談いただきたいと思います。

住宅ロー商品はいまや多種多様。金利だけでなく事務手数料・保証料・団信・つなぎ融資など、比較しなくてはいけない項目が多すぎるので、時間的余裕を持って選ぶことができるよう、早い段階からの準備が必要かと思います。