弊社住宅相談センターでは、土地探しのお手伝いをすることがあります。お手伝いと言っても、弊社は不動産業者ではないので、ご希望の地域に強い業者を紹介することが主です。
しかしたまには弊社自ら探してみたりしますが、そのとき感じるのは、インターネットに掲載されている土地情報は、取引されている土地の全体の20%もないのではないかということです。
数えることはできませんが、何故そう言えるかと言うと、弊社が不動産業者に「土地はありませんか?」と問い合わせると結構な数の情報が集まり、それらの多くはネットに掲載されていない情報だからです。
何故多くの情報が弊社に集まるかと言うと、弊社が不動産業者として問い合わせていないからです。
不動産業者は他の業者に土地情報を流して、その業者のお客様が購入することとなった場合、仲介手数料(取引価格の3%+6万円と消費税)は買主からの手数料はその業者が受け取り、情報を流した業者は売り主から受け取ることになります。
売り主・買主それぞれ一方から手数料を受け取るので「片手取引」と言っています。
これに対して、弊社のような不動産業者ではないところに情報を流せば、買主を付けてくれたとしても手数料は、買主から不動産業者に払うことになり、情報を流した業者は売り主・買主双方から手数料を受け取ることができます。これを「両手取引」と言います。
同じ土地を取引しても、片手と両手では倍収益が違います。どうせ取引するなら両手の方が良いと考えるのは当然ですね。
仲介手数料を取らない弊社なら、どれだけ情報を流しても手数料は取らないと判断されるので、隠れている情報が出て来るという訳です。
結果としてそれらの情報を見てみると、ネットに掲載されていない情報が圧倒的に多いことがわかります。
20%が正しいかどうかはわかりませんが、それが実情です。
是非土地探しの参考になさってください。