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家づくりで迷子になっている方へ

現在の日本の家づくりは、構造・工法・設備・仕様から税制・補助金・保険・ローンまで、専門的な知識・情報がなければ納得できる家づくりができなくなっています。

鉄骨か木造か?外断熱か充填断熱か?べた基礎か独立基礎か?床暖房は是か非か?是とするならガスか電気か?という初歩的なことから、C値競争・UA値競争、一種換気か三種換気か?熱交換型にするか?などなど、一般の人にはわからないことだらけ。

しかし中には、これらを猛勉強して専門家より詳しくなられる方もいらっしゃいます。

一方で、これらの情報を勉強し過ぎて、家づくりの本筋から離れたところに行ってしまう方=家づくりの迷子さんも多く見られます。

C値0.3の完璧な家を建てたはずなのに、なんとなく夏熱く感じられて不満などという声は意外に多いのです。

このように技術的・専門的なところで迷子になってしまった方には、家づくりの最初の段階に戻られることをお勧めします。

なぜ家を建てるのか買うのか?
どのような暮らしをするための家なのか?
どのような家がほしいのか?
家に何を求めるのか?
このようなところを再確認しましょう。

まさか家にC値を求める人はいないと思います。家に求めるのは「冬でも寒さを気にせず、半袖で過ごせる家」とか「夏でもエアコンを使わないで自然の風だけで過ごせる家」というのが当初の要望だったはずです。

その要望を達成するための1つ技術的指標が、C値であったりUA値であったりするだけです。

このあたりを整理するだけで迷子から脱出できることがあります。

最後に1つご忠告を。

いくら技術的な指標を満たした家でも、設計図通り現場が施工しているとは限りません。

専門的な知識で武装されている方の中には、この点を見落とされる方もいらっしゃいます。数値にこだわられるのであれば、現場がちゃんと施工しているかを確認しないと、期待した家はできません。これは大手だろうと地元工務店だろうと同じです。

私は個人的には、こちらの方が大切だと思っています。