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新築住宅に入居したら確認してほしい書類

数年前に鉄骨造の住宅を新築された方から、増築をしたいという相談をいただきました。

詳細は別として、この場合、新築時の建築確認通知書と検査済証があれば計画はスムーズに進むのですが、そのような書類はもらっていないとのことです。

工事を請け負った業者は大手ハウスメーカーだったので、建築確認通知書等を施主様に渡していないことはないはずです。

施主は住宅新築時の完成・引き渡しの時に、多くの書類に署名・捺印したうえで、施工業者からたくさんの書類を渡されます。あまりに書類が多いので、施工業者はファイルを作って、一式そのファイルに入れて渡す会社も多いようです。

そのファイルに入る書類は・・・
1.建築確認通知書
2.検査済証
3.建物の保証書
4.設備機器の保証書や取り扱い説明書
5.鍵の引き取り書の控え
6.長期優良住宅や住宅性能評価関連の書類
7.アフターメンテナンスの説明書や連絡先
8.住宅ローン関係の書類
9.代金の領収書や精算書
10.施工会社のPR
11.火災保険関係
などなどたくさんあります。

大抵の場合、建築確認通知書や検査済証はこのファイルに入っているはずです。

自動車は定期的に車検を受けることが義務付けられているので、車検証をみなさん目にされると思いますが、建築確認や検査済証は車でいうところの車検証のようなもので大変重要な書類です。

ただ住宅は自動車のように定期的な検査が義務付けられているわけではないので、建築確認など見る機会はなく、場合によっては廃棄してしまわれる方も多いようです。

印象としては半数以上の方がなくされている感じです。

しかし今回のように増築などを計画する場合、あるいは将来売却する場合には、これらの書類があると大変役に立ちます。これらがないことで被るデメリットは大きいと思います。

引き渡し時に受け取った書類は是非一度目を通していただき、特に建築確認通知書と検査済証は大切に保管していただきたいと思います。