家に求める施主様の「センス」

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家に求める施主様の「センス」

今まで3000軒以上の家を見てきましたが、(見たというのは、ただ眺めたのではなく、室内を内覧したり、検査・診断したという意味です)施主様のセンスが醸し出された家というのは、なかなか巡り合わないですね。

個性が出ているというのではなく、「佇まい」とか「しつらえ」というのでしょうか、そういうものが滲み出ている家のことを言います。

もちろんそのような家がべストというのではなく、私の個人的な趣味なのかも知れません。

2005年に中部国際空港が開業しましたが、その設計に関わった方の講演を聴いたことがあります。

空港を設計する場合、何に配慮したか?という質問が出て、それに対して「SENSE OF DERARTURE」「SENSE OF ARRAIVAL」との答えが帰ってきました。

今から空の旅に出るわくわく感、空の旅を終えて、ようやく帰って来たなという安堵感、その感覚のことだと言っていました。

当然、機能だとか利便性とか安全性という答えがあると思っていたので、意表を突かれました。

これは家でも同じではないでしょうか?

今から一日が始まるぞという期待感とか、家に帰って来たんだなというセンス。こういうものが感じられる家は良いですね

その点、積水ハウスのCM「家に帰れば積水ハウス」というのは、ある意味そういうンスを象徴しているのかも知れません。CMを見るとホッとしますものね。

ということで、漠然とした話になってしまいましたが、家に施主様のセンスが出ていると、良い家だなと思うのです。

建物で示すことができなければ、インテリアなどで醸し出すこともできると思いますが。