自己破産すると住宅ローンが借りられない?

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自己破産すると住宅ローンが借りられない?

FPとして住宅ローンのアドバイスをしていると、「住宅ローンを申し込んだけど通らなかった。以前自己破産したことが影響しているのかも。何とかなりませんか?」という相談をいただくことがあります。

自己破産の履歴は、個人信用情報に「異動情報」(通称ブラックリスト)として掲載されるので、10年以上(情報機関によっては5年以上)経過しないと削除されません。

今回のご相談は、そのことを十分理解されたうえで、11年目に申し込みをされたそうですが、それでも通らなかったそうです。

このような場合は金融機関や保証会社が、人信用情報だけではなく官報を過去に遡って見ることで破産履歴を見つけていると考えられます。私が知る限り過去20年分を確認している金融機関もあります。

こうなると一度自己破産すると、一生涯住宅ローンは借りられないのかと思われるかも知れませんが、それほど悲観する必要はありません。対策はあります。

1.まずは個人信用情報3社(全国銀行協会個人信用情報センター、CIC,JICC)からご自分の情報を取り寄せます。必ず3社必要になります。

2.異動情報が消えていることを確認します。

3.それを踏まえて官報まで見ない金融機関に申し込みます。

4.それでもだめなら、通常の金融機関では無理ですので、面談の上、事情を考慮して融資してくれる金融機関に相談します。

こうした対応で、何名かのお客様はローンを利用することができています。お困りの方は一度ご相談ください。

なお異動情報が消えていない場合でも、融資を受けることができた事例もあります。

あと個人的な感想として、過去に異動情報となってしまった方が住宅ローンを利用しようとする場合、自己資金(頭金)なしのフルローンで資金計画される方が多いのですが、これは金融機関としても受けづらい。できるかぎり自己資金を貯めて、金融機関の心証を良くすることをお勧めします。