定年退職したので、郊外の戸建てを売却して都心の分譲マンションに住み替えたいという相談が増えています。
鍵1本で戸締りができ防犯上戸建てより安心で、バリアフリーに近い構造になっているので暮らし易い。特に老後は病院やスーパーなど生活利便施設が近くにあると安心などの理由で住み替えられるようです。
このようなご相談の場合、弊社が最初にすることは分譲マンションを購入して、お亡くなりになるまで維持管理ができるかを確認することです。
マンションは購入価格のほか、管理費・修繕積立金・駐車場代・駐輪場代などを毎月支払わなければなりません。この費用は戸建て住宅にはない費用でまとめるとビックリするような額になります。
また修繕積立金はマンションによっては倍々で値上がりすることもあります。
このあたりの費用を預貯金や年金で賄えるのかを確認することが必要です。
そのために家計のシミュレーションを作成するのですが、10年後20年後に厳しい家計になる方もいらっしゃいます。
マンションへの住み替えをご検討の方は、まず家計のシミュレーションを作って確認されることをお勧めします。