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マンション購入のポイント・修繕履歴と積立金

昨日将来のマンション購入に向けて、中立的FPの話を聞きたいという方からの相談を受けた話を書いていたところ、ちょうど日経新聞「NIKKEIプラス1」で、「マンション選び プロはここを見る」という特集が組まれていました。

新築と中古に分けて見るポイントがランキングされていましたが、今回は中古マンションの1位に挙げられた「修繕履歴と積立金」を取り上げます。

さすが名だたるマンションのプロたちが選んだランキング、この項目が1位になるのは納得できます。私も同じポイントを1位に挙げます。

一般的に分譲マンションでは「長期修繕計画」が定められており、今後20~30年にわたる修繕箇所やそれにかかる費用がシミュレーションされています。(この計画がないマンションは購入を控えた方が良いと思います)

修繕計画書を見るポイントは、

1.計画通り修繕が行われているか?

2.行われていない場合、その理由は何か?(必ずしも予定そおりにしなければいけないということではありません。延期しているのなら、その理由が明確なら問題ありません)

3.修繕の費用はシミュレーション上、確保されているか?

4.不足する場合はどのように対応するのか?修繕積立金の値上げや一時金の徴収の予定がないか?借入金はないか?

5.修繕積立金の滞納は多くないか?

このようなことを確認しておかないと、購入後に「工事一時金30万円を支払ってください」というようなことが起こり得ます。

中古マンションを購入する際に、仲介業者が行う「重要事項説明書」には「修繕積立金の残高」を説明する箇所がありますが、単に額だけを説明されても、その残高が妥当かどうかは買主にはわかりづらいと思います。

実務上は「長期修繕計画書」・「管理報告書」・「総会議事録」・「積立金の残高証明書」などを照合して確認します。

弊社住宅相談センターでは、このあたりの確認業務も行っています。ご依頼いただけますと幸いです。