昨夜のテレビ東京系ニュース「ワールドビジネスサテライト」の特集で、木材価格の高騰が取り上げられていました。このことは24日のこのブログでも触れました。
アメリカ国内の住宅ブームによってアメリカ産木材が高騰・不足し、日本に輸出する分の価格も高騰。在庫がなくなっている状態なので、普段使わない日本産木材の価格にも影響しているということです。
番組ではパワービルダーのオープンハウス社の完成現場を案内しながら、販売価格にも影響すると話していました。
このような状況にある場合、今から住宅を新築される方、購入される方の注意点を書いておきたいと思います。
新築する場合
1.概算見積もりの段階と正式見積もりの段階で、価格が大幅に変わる(上がる)ことが考えられます。
2.木材調達が遅れることが予想されるので、工期が伸びることも考えられます。予定していた入居時期に間に合わなくなることがあります。
3.見積価格から値引きを期待している方は、契約できなくなることが考えられます。値引きにも限界があります。
購入される場合
1.販売価格が上昇することが予想されます。
2.部材・設備のグレードが落ちることが予想されます。
3.品質が低下する恐れがあります。
以上のような注意点を踏まえておく必要があります。