続・リフォーム工事はなぜ新築工事より難しいのか?

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続・リフォーム工事はなぜ新築工事より難しいのか?

家づくりセミナーで意外にもリフォーム工事に関する質問が出ましたので、どのような回答をしたか前回に続いてご紹介します。新築をお考えの方にも参考になると思いますのでご一読ください。

リフォーム工事の注意点を教えてくださいという質問に対して・・・

リフォーム工事は、以下の点で新築工事と比較して難しい工事になります。この点を理解しておかないとトラブルになる確率が高くなります。

1.設計図面が残されていない。
図面がないと壁の中がどうなっているのかなどがわからないので、開けてみて初めてわかることがあって追加料金が発生しやすくなります。また場合によっては予定していた工事ができなくなることもあります。
設計図面は大切に保管しておいてください。

2.設計図面があっても現状と異なる。
設計図面を基にリフォーム工事を考えていたところ、現場を開けてみたら図面と違っていたということがしばしば起こります。

これは一般住宅の場合、新築時に竣工図面(工事完了時の状態を図面にしたもの)を作成することが少ないことで発生するものです。

また竣工後に改築したときに図面を残さない場合にも発生します。

3.構造部分を調査する必要がある。
新築時の状態を変更するのがリフォーム工事です。変更することで、その住宅の構造に問題が出ないのか?本来ならリフォームを検討する前に、住宅のホームインスペクション(住宅診断)をして確認する必要があります。

特に1や2に該当する方は、先にホームインスペクションをされることをお勧めします。

4.住みながらの工事
新築工事と異なりリフォーム工事の場合は、施主さんが住みながら工事することが多くなります。室内の養生や家具の移動、職人さんの言葉や振る舞い・身だしなみなどがクレームになることがあります。

5.新旧が共存してしまう
リフォームした箇所は新品になり、しなかった箇所は古いままになります。そうなるとどうしても古い箇所が気になってしまい、追加工事がしたくなります。

これはわかっていたことですが、完成するとどうしても気になり、次々に工事をすることになります。

これを「次々リフォーム」と言ってクレームになることがあります。以前「玄関ドアは家の顔です。リフォームしましょう!」というドアメーカーのCMがありましたが、これなどドアを代えれば当然外壁や屋根まで気になる心理を見越したうまいCMだと思います。

以上簡単ではありますが、リフォーム工事の注意点をご紹介しました。弊社住宅相談センターでは、リフォーム工事がうまく行くようなコンサル業務を行っていますので、是非ご相談ください。