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住宅ローン選び・不動産業者とFPの立場の違い

住宅の購入時に住宅ローンを選ぶときの手伝いをするという点では、不動産業者とFPは同じですが、その立場には大きな違いがあるので、うまく使い分ける必要があります。

業者としては、顧客が希望額の住宅ローンが借りられるかどうかが最も重要なポイントになります。

したがって業者が提携してたり、日頃から付き合いがある金融機関に、できる限り早い段階で事前審査を申し込み、結論を出そうとします。そのこと自体に問題はありません。

一方FP(住宅ローンに詳しいFPのこと)は、顧客が将来にわたって無理なく返済できる額を算出し、数ある金融機関の中から最も顧客に合ったローンを推奨します。

この立場の違いを理解していただきたいと思います。

業者とFPが双方の立場を理解していれば、顧客にとってスムーズに安心して住宅ローンを借りることができると思いますが、残念ながら双方の理解が進んでいないのが現状です。

業者は借りられるだけ借りようとするし、最も顧客合ったローンかどうかは問いません。しかも一刻も早く事前審査を申し込もうとしますし、審査が承認されれば、他の金融機関に申し込むことを避けようとします。

FPは業者が急いでいることを理解せず、住宅ローン選びに時間をかけ過ぎます。(本来住宅ローン選びに時間がかかり過ぎても良いと思いますが、残念ながら日本の不動産制度では、早い者勝ちで契約になるので時間をかけていられないのです)

結果として、業者が勧める金融機関で借り入れることが多くなり、他により有利なローンがあるにもかかわらず、それを借りることができません。

このような残念な結果にならないようにするには、まず先にFPに資金計画の相談をしておき、良い物件が見つかったら、すぐに事前審査の申し込みができるようにしておくことが良いと考えますが、住宅購入をご検討の方で、まずFPに相談しようと考えられる方は少数派だと思います。

FPは住宅ローンの相談もできますよ。より良い住宅ローンを利用するために、是非ご相談いただきたいと思います。