昨日、住宅・マンション購入時にはず前もってFPが作成するキャッシュフロー表で総予算などを確認することをお勧めしますと書きました。
なぜキャッシュフロー表が資金計画の役に立つのでしょうか?理由を羅列します。
1.住宅・マンションは人生の中で最も高額な買い物であり、資金を出すことによって、その人の人生のキャッシュフロー(収支)に大きな影響を受けるから。
仮に購入時に支払うことができたとしても、その影響が10~30年以上後に出てくるので確認しておくことが必要です。
2.一般的に購入時の年収と自己資金の額によって、総予算や住宅ローンの借入額を決めていますが、(金融機関もそれによって貸付の可否を決めています)人には年収や貯蓄だけでなく、配偶者や子供の有無、退職年の希望、必要生活費の額、趣味や娯楽への支出などが異なります。
それらを無視して年収と貯蓄額だけで判断するのではなく、全部を含めて判断できるキャッシュフロー表は有効。
3.長い将来までの家計の収支が、ある程度わかるので安心。
4.どのタイプの住宅ローンを選べば良いかが一目でわかる。
5.何歳ごろ、いくら位の繰り上げ返済ができるか(あるいはできないか)が一目でわかる。
6.その住宅・マンションを購入するためには、家計をどうしたら良いかがわかる。
以上のようなメリットがあります。正直良いことづくめです。鶴瓶さんではないですが、「キャッシュフロー表を作らないという手はないやろ!」です。
以上のような訳で、住宅・マンション購入の前にはキャッシュフロー表を作成されることをお勧めします。
弊社住宅相談センターでは自社でも作成していますが、他のFPさんが作成されたキャッシュフロー表のチェック業務も行っています。お気軽にご相談ください。