住宅・マンション購入の資金計画が危ない・基本にもどろう!

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住宅・マンション購入の資金計画が危ない・基本にもどろう!

今月は住宅・マンション購入の資金計画についてのご相談が多かった印象です。

ただ残念ながら、弊社住宅相談センターでは回答ができない相談が多く見られたのが特徴です。具体的な相談内容をご相談者の情報がわからないようにしてご紹介します。

1.引き渡しが2週間後だが、本当にこの住宅ローンで良かったのか心配。金融機関が提案しているのは、変動金利型・元金均等返済・35年返済。

自分が希望しているのは元利均等返済・25年返済。そもそもすべての金利タイプの説明を受けていない。

回答:今から変更できないか金融機関に相談してみてください。ある程度は対応可だと思います。もしできなければ、そのままスタートして途中で条件変更すれば良いと思います。ただし条件変更は年収比率など通常の審査基準を満たさなければ承認されません。

金利タイプの説明をしていないということはないと思いますが、残念ながら今からでは引き渡しまで時間がないので弊社ではお手伝いできません。

※そもそもこの金融機関のローンより、より有利なローンがあったのに。契約前か直後にご相談いただければ、間に合ったと思います。

2.住宅ローンが通らない。
年収500万円(妻は専業主婦)で5600万円のマンションを購入するということで5600万円の住宅ローンを申し込んだが通らない。

回答:個人信用情報を取り寄せていただきましたが、延滞歴などの問題はなし。ただし車のローンが400万円残っていました。

つまり年収500万円で5600万円+400万円=6000万円のローンを払えるかという審査になります。年収の12倍のローンは、いくら弊社でも無理です。

また自己資金はゼロとのこと。照明器具・エアコン・家具・家電・引っ越し代はどうされますか?とお尋ねしましたが、考えていなかたっとのこと。

この不動産業者は何をしていたのでしょうか?

3.明日売買契約する予定だが、本当にこの金額の住宅を買って良いかFPのシミュレーションが見たい。

回答:本日中に家計のデータをいただければ、大至急作成して明日の午前中には提出します。
⇒間に合わないので諦めます。

いずれの相談もFPが普及する以前、そうですね10年以上前に多く見られた相談内容です。

その後FPの認知度が上がるとともに、この種の相談は減っていたのですが、最近また増加してきました。

不動産価格が高止まりしている中、急いで住宅・マンションを購入しようとされる方が増えているのでしょうか?

あたらめてお願いします。

住宅・マンション・土地を購入・新築しようとお考えになったら、まず早い段階でFPに家計のシミュレーションを作成してもらってください。そこで総予算や自分に合った住宅ローンの話を聞くことができます。

弊社住宅相談センターでは、他のFPさんが作成したシミュレーションの確認も行っています。とにかく早く資金計画を確認していただきたいと思います。