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新型コロナ対応で、家の外部に収納を造るときの注意点

新型コロナウイルス対応を住宅づくりに反映させたいという方が、少しずつ現れてきました。その中で外部収納を設けたいというご相談がありました。

ウイルスを極力室内に持ち込まないために、住宅の外壁側にドアを設け、その中(室内側)に物を収納した後に、玄関から入るというアイデアです。これを勝手に外部収納と呼ぶことにします。

これまでのお客様にも、車のタイヤやサーフボード・ゴルフバックなど比較的重量があってかさばり、外で汚れたものを置くためにこのタイプの収納を設ける方がいらっしゃいました。

昔なら庭にヨドコーの物置を置いてこうしたものを収納しましたが、近年は敷地に余裕がないこともあり、またデザイン的にもイマイチなことから物置を見る機会が減りました。

その代わりということでしょうか?室内の余っているスペースを有効活用するために、外壁側から物を入れる外部収納を検討される方が増えました。

特に利用しやすいのが階段下のスペースです。

多くの階段は外壁側に接して設けられますが、その下は空洞であったりトイレになっている程度です。この部分に外から物を入れることができれば、相当量の物が収納でき効果的です。

この外部収納を計画するときの注意点を1つ挙げておきます。

近年は住宅の断熱性能にこだわる方も増えてきましたし、この4月からは建築士が建物の設計をする際に、断熱性能に関する一定項目について施主さんに説明することが義務化されます。

断熱性能を担保する部材のうち、断熱材は壁が「外気に触れる部分」に隙間なく充填しなければなりません。

ところが外部収納を設けた住宅の場合、外壁にはドアがつき、その中は例えば階段の下になるのですが、一見するとどこからが室内でどこからが「外気に触れる箇所」なのか判然としないのです。

仮に階段下に外部収納が来れば、その空間はすべて「外気に触れる部分」になるはずで、本来ならこの空間まわりは断熱材で覆わなければならないはずです。

ところが実際に建築中の現場の断熱材検査に行ってみると、外部収納がある住宅のうち、おおよそ8割で収納まわりの断熱材が欠損しているのを発見します。

この部分の「外気に触れる部分」は大変広いので、断熱材の欠損はその住宅の断熱性能に大きく影響することにんります。

弊社が検査で指摘した住宅は、補修していただけるので断熱性を確保できていると思いますが、他の住宅はどうでしょうか?

もちろん外部収納のドアが断熱ドアであれば問題ありませんが、そのようなドアは商品数が少ないと思います。

ということで、簡単に言えば外部収納は大変重宝する収納ですが、外壁を削ってドアを付けているので、その内部は「外気に触れる部分」になります。断熱材の充填を忘れないようにご注意ください。