昨日、コロナウイルス対策で玄関ドアをタッチレスにするのは難しいと書きました。それは予算的に高いことと、メンテナンス費用がかかることなどコスト面が問題となるからです。
では何か対案はないでしょうか?
そこで思い出したのが、後付け自動ドア装置です。いろいろ考えていても仕方がないので、リクシルショールームに行って説明を聞いてきました。(弊社住宅相談センターから歩いて行けるのでありがたいのですが、現在は原則事前予約制になっていますので、お出かけされる方はご注意ください)
リクシルの後付け自動ドア装置は「DOAC]というブランドで昨年発売開始されたものです。
コロナ対策を考えた訳ではなく、高齢者向けのリフォームでバリアフリーするための一つとして考え出されたそうです。
従来のドアに3つの部品(電動ドアオープナー・コントローラー・電動サムターン)を設置するだけで自動ドアに変身。いわゆる自動ドアではないので、メンテナンスもほとんど不要です。
リモコンスイッチを押せば音もなく開き、閉まるスイッチを押せば閉まってロックがかかります。実物で確認してきました。
この装置を設置するには1日工事でOK。なかなかの優れものです。
これならドアノブにタッチしないでドアが開閉できます。車いすの方や握力が弱ってきた高齢者に重宝されると思います。
この装置は、ワンロックタイプで本体価格は定価208,000円、ツーロックタイプで238,000円で、そのほかに設置工事費がかかります。
ただしこの装置を設置できるのは、リクシル製のドアに限定されるので、リフォームで検討される方はドアごとリクシル製に変更する必要があります。
これで玄関ドアもタッチレス。コロナ対策でここまでやりますか?