入居後に発生した雨漏れの正しい対処法

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入居後に発生した雨漏れの正しい対処法

住宅に入居した後のトラブルの85%は「雨漏れ」と言われているという話を書いてきました。

では雨漏れを発見したら、どのように対処したら良いでしょう。まず通常の対応を書いてみます。

1.建築会社のアフターメンテナンス係に連絡する。

2.担当者が見に来る。
すでにこの段階で、「連絡したのにすぐに来てくれない。」とクレームになることがあります。

3.担当者が、雨漏れの原因箇所はこのあたりだろうと推測して応急手当をする。「応急手当をしておきましたので、次に雨が降った時に漏らないか様子を見ていただけますか。」と言って帰る。

これで収まれば一件落着です。

4.後日再び雨漏れが発生。前回同様担当者が応急手当をして帰る。

5.後日またまた雨漏れ発生。
この段階で入居者は我慢の限界に達しており、大きなクレームになります。

一般的にはこのような流れがほとんどだと思います。

では正しい対処法は・・・
1.建築会社のアフターメンテナンス係に連絡すると同時に、発見した日時や天気(雨の降り方)を控え、写真を撮っておく。

これは火災保険が適用されることがあるかも知れないので、念のためです。引き渡し後10年間は建築会社の責任で補修することになっていますが、10年を超えると業者責任は免責になります。

2.担当者が見に来る。
すでにこの段階で、「連絡したのにすぐに来てくれない。」とクレームになることがあります。

3.担当者が雨漏れの原因箇所は、このあたりだろうと推測して応急手当をする。「応急手当をしておきましたので、次に雨が降った時に漏らないか様子を見ていただけますか。」と言って帰る。

ここまでは同じです。

4.後日再び雨漏れ発生

この時点で建築会社に対して、水掛け試験を実施して根本的な原因を確定させてほしいと依頼します。

多くの建築会社は水掛け試験をすると費用が発生するために、費用がかからない担当者の判断で済ませようとしますが、これでは何度やっても同じことです。

5.専門業者による水掛け試験の結果、多くの場合原因箇所が特定でき、それに合った補修工事をして一件落着。

以上のような進め方なら、入居者も建築会社も何回も行き来しないで済むのすが・・・