ウイズコロナやアフターコロナの住宅の間取りとは?

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ウイズコロナやアフターコロナの住宅の間取りとは?

このコロナ禍でも家づくりセミナーの講師のご依頼があります。ありがたいことです。

最近ご依頼のテーマは「コロナ禍の中で、どのような間取りづくりをしたら良いか?」とか「アフターコロナの家づくりとは?」というようなテーマが多くなっています。

「ウイズコロナで在宅勤務やテレワークが増えた。」「場合によってはワーケーションも検討するか?」「都心でなく郊外の住宅でも通勤がなくなったから大丈夫。」などの声が聞かれます。

それに合わせて住宅をどこに求めるか?どのような間取りが良いのか?など悩んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、このコロナ禍は永遠に続くものではありません。(また10年後に違うウイルスが発生するでしょうが)一過性のコロナ禍を前提とした家づくりは危険が伴います。

例えば在宅勤務で夫婦それぞれの個室が必要になった。防音性が高い住宅が良い。パソコンを置いて仕事ができるカウンターのようなものがほしい。

などの希望が出ていますが、それは永遠に必要なものでしょうか?

個室は子供が独立して家を出て行くと余るほどです。完全な防音工事をしようと思うと数百万円かかります。狭いスペースでカウンターを造ると他にしわ寄せが来ます。

こうしたことを考慮して、本当に必要なことは何かを考える必要があります。

コロナ禍が去った後に、元の姿に戻ることはないと思いますが、さりとて従来とまったく変わった住宅が必要になるとも思えません。

となると、どのようになったとしても対応できるフレキシブルな住宅にしておくことが良いのではないでしょうか?

少し前にも書きましたが、私の子供のころの家は・・・

6畳ほどの和室で遊び、夕食時になると片付けてちゃぶ台を出して食事をし、終わるとちゃぶ台を片付けて布団を敷いて寝るという具合でした。

1つの部屋を複数用途に使うという日本人の知恵。これが参考になるのではないかと思っています。

キチキチに各部屋を造ってしまうと、あとで用途変更がしづらくなります。ある程度、どのような変化があったとしても対応できる家。そんなことを頭において検討されてはどうでしょうか?