高齢者でも自宅のリフォーム・建て替えができる

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高齢者でも自宅のリフォーム・建て替えができる

30歳代で住宅を購入・新築すると、定年退職後(60歳以降)にリフォームや建て替えを検討する時期になります。そのときに手元に資金がないが、何とかなりませんかという相談が増えています。

今回、住宅金融支援機構東海支店様と協力して、中日新聞のシニア世代向け情報誌ローズに「老後のお金と住まいの話」という記事を出稿しました。

もう発行されてたので、原文をそのまま掲載します。ご参考になさってください。

住宅や不動産・土地活用に関するFP(ファイナンシャル・プランナー)という仕事をしています。FPは「お金の専門家」とか「保険の営業」と思われていますが、実は「相談者の目標や希望を実現するために、お金の計画(ファイナンシャルプラン)を提案し、その実行を支援する人」という定義があります。

最近は「退職後に日本の百名山を制覇したい。」とか「田舎に移住して農業をしたい。」「地域に貢献するボランティアをしたい。」「今ある貯蓄で世界遺産をどれほど回ることができるか。」など、高齢の方のご相談が多数寄せられています。

その一方で「退職後も住宅ローンの返済が残っている。」「古くなった自宅を建て替えるかリフォームしたいが資金がない。」「今後の生活資金が不安。」などの悩みも寄せられます。どちらのご相談でもそれを解決するように努力するのがFPの仕事です。

お金が心配という方は、確かに手元資金だけでは心もとないこともありますが、最近は自宅を資金化する方法が考えられていますので、手元資金が少ない場合でもご希望を実現できることもあります。

例えば「セル・アンド・リース」という方法は、自宅を売却するものの、賃料を払ってそのまま住み続けることができる仕組みで、将来買い戻すこともできます。一時的に資金が必要な方は検討してみる価値があります。

また「リバースモゲージ」というローンは、自宅を担保にして借入れをするかわりに、毎月の支払は利息だけ。将来相続が発生したときに自宅を売却するなどして元金を返済する仕組みです。「60歳からの住宅ローン」と言われ高齢の方でも利用できます。

他にも最近は「実家が空き家になっているが何とかできないか。」というご相談が増えています。空き家の利用方法も、普通に一軒貸すだけでなく、仏壇が置いてある部屋以外を貸す「部分貸し」や、昼間だけ貸す「時間貸し」などバリエーションがあります。また自分で補修して貸すのではなく、借り手が自分で好みの内装工事をする「DIY型リフォーム賃貸」も増えています。これなら自己資金を減らすことなく空き家を賃貸することができます。

このように自己資金以外に資金を用意する方法がたくさん考えられています。困ったときは一度FPに相談され、ご自身にあった方法を見つけられてはいかがでしょうか。

【1,000万円を借りたときの毎月の返済例】
■通常の住宅ローンの返済額
返済期間:10年・元利均等返済・金利0.5% = 月額85,451円

■リバースモーゲージ(東海地区X銀行)の支払額
返済は相続発生まで・利息払いのみ・金利2.825% = 月額23,750円