住宅展示場の利用法⑦何を見学するのか?

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住宅展示場の利用法⑦何を見学するのか?

住宅展示場で気に入った営業マンを見つける方法を書いてきましたが、その間にも展示場に入って見学しなければなりません。

では展示場では何を見学したら良いでしょうか?この答えは人それぞれだと思います。

インテリアの参考にする。
間取りづくりの参考にする。
構造や性能を調べる。
住設(キッチンや浴室)を確認する。

それぞれあって良いと思います。

しかし必ず何か1つテーマを持って行かれることをお勧めします。ただ漠然と楽しむのも良いのですが、家づくりに役立てようとお考えでしたら、きょうは間取り、明日は設備とテーマを絞って行くと比較ができてわかりやすいと思います。

その中で家づくりを始めたばかりの方は、構造・工法と価格を確認されることをお勧めします。

家づくりのうち内装や設備・インテリア・外構工事は、ほとんどのハウスメーカーで自由に選べるので、メーカーごとの差はほとんど出ません。(一部のメーカーではオプションの選択肢に制限がありますので、それには注意が必要です)

ほかでは代用ができないメーカー独自の部分、それは構造・工法と価格です。

ハウスメーカー中には、モデル棟の壁を一部くり抜いて構造体(柱や梁)を見学できるようにしているメーカーがあります。またいろいろな実験道具が置かれて耐火性などを試すことができるメーカーもあります。

メーカー同士で互換性がない部分=構造は、そのメーカーでしかできない部分なので確認しておく必要があります。もちろん各メーカーとも「構造体や工法は自社が一番!」と言いますが。

少なくとも木造か鉄骨造か鉄筋コンクリート造かの違いや、木造でも軸組みか2×4かの工法の違い、さらに細かく分類すると各社独自の工法まで確認すると良いでしょう。

同じメーカーでも工法を複数用意しているところもあります。各工法がどのように違うのか、確認すると良いでしょう。

弊社住宅相談センターでは、いろいろな構造・工法を最近はやりの言葉で言えば「総合的・俯瞰的に」見ているので、各社の優劣が比較的わかるのですが、ハウスメーカーに勤務している営業マンは、他社の工法・構造をそれほど熟知しているわけではありません。

展示場では自社を一生懸命アピールすると思いますが、それはご愛嬌として、できるだけ複数の工法・構造の情報を収集されることをお勧めします。