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住宅展示場の利用方法④・入展のときに記名をするということ

家づくりをするときの住宅展示場の上手な利用方法を書いています。

住宅展示場では、展示場の運営会社が、あなたの住所や氏名を聞くことはほとんどなく、来場者の管理は各ハウスメーカーに任されています。

多くの場合、お客様はそれぞれのハウスメーカーのモデル棟に入るときに記名を求められます。

入口にテーブルを出して粗品などのノベルティを置いたり、ポスターや掲示板を出して注目されるようにし、主に女性スタッフが「記名をお願いします。」と言ってきます。

豪邸を拝見するのだから、記名ぐらいするのが常識だろうと思われるかも知れません。ほとんど方は記名されます。

しかしこの記名が曲者で良い住宅を建てる障害になっているのです。

記名したアンケートは、室内に待機している営業マンに渡されます。どのように渡しているかはメーカーによって違いますが、多くの場合、その場に待機している営業マンに順番に渡していると思われます。

渡された営業マンは控室から出てきて「あなたの担当者」として接客を始めます。この段階であなたはこのハウスメーカーでは、この担当者と家づくりをすることになります。好むと好まざるとにかかわらずにそうなります。

言い方を変えると、このハウスメーカーではこの担当者としか家づくりができなくなります。

これが良い家づくりの障害になります。

この住宅は気に入っているのに、この担当者はねぇ・・・
この住宅は気に入っていないけど、この担当者が熱心だから、この住宅でいいか・・・

こういう気持ちで家を建てることになる方も多いのです。

気に入らなければ担当者を替えれば良いのですが、一般の方がこの担当者をチェンジするのは至難の業です。したがって、弊社住宅相談センターには「家は気に入っているので、何とか担当者を替えられませんか?」という相談がたくさん寄せられます。

弊社でご紹介したハウスメーカーとか、弊社のことを知っているハウスメーカーなら何とか相談に乗っていただくことができますが、単に担当者を替えるだけというご相談の場合は、弊社としても少々ためらいます。

できることなら、最初のうちは記名をしないでじっくり各ハウスメーカーを比較されることをお勧めします。

「申し訳ありません。まだ家づくりを始めたばかりで勉強中です。準備ができたらまた来ます。そのときは記名しますので、本日は説明だけお願いします。」と言えば、多くのハウスメーカーは無記名で通してくれます。(積水ハウスなど一部のハウスメーカーは記名しないとダメなようです。)

仮に記名したとして、担当者は客側で選べるというのなら問題ありませんが、ほとんどのハウスメーカーは問答無用、あなたの担当はアンケートをもらった私になりますという方法なので、これが家づくりで大きな損失になっていると考えます。

嫌な担当者と家づくりをしなくて済むように、最初は無記名で行かれることをお勧めします。

※ここで弊社住宅相談センターの話をしておきます。

このように合わない担当者と家づくりをしなくて済むように、弊社ではお客様がどのような担当者を求めているかをお聞きしています。

そしてそれに合った担当者を派遣してくれるように依頼します。完璧な担当者が来るとは言いませんが、過去の例を見ていると、おおむねフィットした担当者が来てくれています。

しかしこれもすでに記名していた場合は、なかなか難しいのです。とにかく記名する前にお声がけ下さい。

ちなみに記名の場は住宅展示場の他に、現場見学会や各種アンケート、キャンペーンの申込書なども該当しますし、リクルートのスーモカウンターもそうなります。

ご注意ください。