住宅展示場の利用方法・準備をしてから出かけよう

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住宅展示場の利用方法・準備をしてから出かけよう

家づくりをすることにしたので、住宅展示場へ行ってみたいけど、どんな点に注意したら良いか教えてほしいというご相談が重なりましたので、しばらく書いてみたいと思います。

今回は住宅展示場へ行く前にしておきたいことについてお話しします。

家づくりをしよう!と思ったら、すぐに住宅展示場に!という方が多いと思いますが、家づくりで参考にするのは住宅展示場に限ったことではありません。

住宅展示場には多くの場合、大手ハウスメーカーのモデル棟が建ち並んでおり、豪華な建物を観ることができるのですが、これはあくまで住宅の一部を見るに過ぎません。

家づくりでは大手ハウスメーカーではなく、住宅展示場に出展しない準大手ハウスメーカーや地元工務店、そして建築士に設計を依頼するという選択肢もあります。

それら広い選択肢の中の一つが住宅展示場に出展している大手ハウスメーカーだということを確認していただきたいたいと思います。

したがって大手ハウスメーカーで家を建てようという方は参考になると思いますが、そうでない方には参考にならないということになります。

そのために、まず家づくりを始めようと思いついたら、家族で・・・
1.新居でどのような生活がしたいのか?
2.その住宅はどのような住宅なのか?
この2点について話し合うことが大切です。

木造か鉄骨造か鉄筋コンクリート造とか、外観は和風かモダンかというようなことではなく、新居で朝起きたら何をして、昼は誰が生活していて、夜は何時頃に何人で食事を摂るのか?休日は家族はどんな動きをするのか?

そういう生活スタイルをイメージして話し合い、共有することが一番重要です。

これを抜きで展示場に行くと、展示場では担当者はメリットばかり話してくるので、本来家族が考えていたイメージからかけ離れたところで商談を進めることになってしまいます。

展示場に建っている大手ハウスメーカーの住宅は、それなりのコストもかかるし、各社のイメージがあります。またイメージはあったとしても、異なるイメ―ジの住宅を建てることもできるメーカーもあります。

設計士ではなく営業マンとしか打ち合わせできないメーカーもありますし、オプションに応えられない、あるいはオプションの範囲が限られているメーカーもあります。

工事請負契約まで数回の打ち合わせで進むのもハウスメーカーの特徴ですし、工期が短いのも特徴です。(私がハウスメーカー時代に経験した最短記録は、12月28日にお会いして3月26日には入居していたという方もいらっしゃいました。それができるのが一部のハウスメーカーのメリットでもあります)

いやいや私はじっくり迷いながら時間をかけて決めたいとか、自分が気に入ったオプション部材をできるだけ使いたいという人には向かないかも知れません。

ということで、住宅展示場に行く前にはまず家族でどんな暮らし、生活をするかを話し合う。これが重要です。

今回は最初の心構えのようなことを書きましたが、他にも準備しておくべきことがたくさんありますので、順にお話ししたいと思います。