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家づくりで一番楽しい「間取り」で見落とさないように

家づくりの一番の楽しみは間取りの検討でしょうか?おそらく多くの方が間取りづくりに時間を費やされると思います。

私の肌感覚ですが、家づくりの時間のうち50%程度が間取りの検討、あと30%くらいが設備仕様の検討に費やさられるのではないでしょうか?それだけ楽しいですし、完成した後に毎日生活する場ですから当然でしょう。

一方で間取りづくりに没頭することで、見落としてしまうこともあるので注意が必要です。

例えば「リビングを明るくするために吹き抜けがほしい。」というご要望は多いと思いますが、吹き抜けは建物の強度を低下させる要素を持っています。特に住宅の隅に位置する場合やバルコニーに接して配置する場合は注意が必要です。

家づくりの当初に「耐震性が高い家が希望」とおっしゃっていた方が、間取りづくりを始めると耐震性のことが頭から外れてしまうことはよく見受けられます。

また間取りは主に室内を考える作業ですが、当然のことながら間取りができれば自然とサッシなどの開口部の位置が決まり、ということは外観も決まるということです。

間取りが納得できれば外観は気にしないという方もいらっしゃいますが、ハウスメーカー時代にエレベーションを揃えてできるだけ美しい外観を作るようにと教えられた身とすると、開口部が揃っていない外観は気になります。

さらに間取りによって通風や日照に影響が出ることもあります。このあたりまで来ると気づかれる方は少ないと思います。

ちなみに日本の住宅史をたどると、日本人は間取りにこだわらない家づくりをしてきたように思います。

どのような家族構成になっても、どのような生活スタイルになっても対応できる間取りにしていたようです。

また西洋では、あまり自分の個性を出す間取りは流通性が低い間取りとして、どちらかというと無難な、だれにでもウケるような間取りにしておくことが普通です。

まぁ自分の家だから好きに造りたいということに異論はありませんが、間取りづくりはできるだけ家族の長い将来まで見据えて計画すると良いと思います。

ということで弊社住宅相談センターでは間取りづくりのご相談も承っています。是非ご相談ください。