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5000万円の住宅ローンに親が反対する理由

最近子世帯が住宅を取得する際に、利用する住宅ローンの金額を聞いて親が反対するケースが増えています。親からすると5000万円のローンなんてとんでもないというところだと思います。

ご自身が家を建てたときは2500万円程度のローンで済んだものが、今はなぜそんな高額になるのかと言いたくなるのもわかります。

私は親世代に近い年齢なので、参考までに私の例をご紹介すると・・・

1987年に東京で中古マンションを購入しました。そのとき利用した住宅ローンは変動金利型で金利が何と5.2%!!!今では考えられませんね。

返済期間35年で計算してみると100万円あたりの月々の返済額は5,175円です。当時はこれがごく普通の住宅ローンでした。

ところが現在子世帯が利用する住宅ローンは変動金利型で金利は0.4%!!!昔では想像もできませんね。

返済期間35年で計算すると100万円あたり月々2,551円。半額以下です。5000万円借りたとしても月々127,595円にしかなりません。

5000万円の住宅ローンというと親はビックリしますが、昔と今では金利が違い過ぎます。ざっくり言えば親世代が2500万円で購入した住宅が、現在は5000万円で購入するけれども、住宅ローンの返済額はほとんど変わらないと言うことです。

どうしても5000万円という金額に目が行きがちになりますが、冷静に考えるとそういうことです。

ご両親にご相談されるときは、住宅ローンを5000万円借りると言わないで、「毎月の返済額はお父さんの時代と変わらない位で買えます。」と言えば納得していただけると思います。