住宅の基礎コンクリート打設に立ち会ってきました

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住宅の基礎コンクリート打設に立ち会ってきました

住宅の新築で基礎の型枠にコンクリートを打設する工程がありますが、この工事に立ち会ってきました。

通常弊社が新築工事の第三者監理をご依頼いただく場合は、基礎配筋検査・上棟後検査(中間検査)・断熱材検査・外周検査・完成検査の5回を行っています。

他に基礎補強工事やコンクリート打設工事に立ち会いますが、ご依頼は年に1~2度程度でしょうか。

しかし本来この工程は基礎の品質を決定する重要な工程なので、ご依頼があれば弊社としてはありがたくお受けします。

以前コンクリート打設検査のご依頼をいただいたときは、現場監督も監理建築士も来ないで、基礎職人さんにお任せの現場でした。職人さんは日本語もたどたどしい外国人が3名だけ。

それはそれで良いのですが、打設が始まってもバイブレーションを使う気配がないのです。バイブレーションはコンクリートが配筋を潜ってしっかり型枠の中まで入るために振動を与えるものです。これを使わないときちんとした基礎にならず、ジャンカ(豆板とも言い、基礎表面に凹凸ができること)ができて所定の性能が出ません。

結局現地から監督さんに連絡して来てもらいましたが、仕上がってみると間に合わなかった部分にジャンカができていました。

これが大手ハウスメーカーだったので信じられなかったのです。

弊社としてもコンクリートを打っているところ、職人さんが一生懸命作業しているところを朝から数時間見ていないといけないので、結構辛い仕事ですが、門愛が万に一つでもあるといけないので気を引き締めて見ます。

幸い昨日の現場は「先送りモルタル」を分別していなかったこと以外、まったく問題ありませんでした。(一般の住宅で先送りモルタルを分別する必要はないと考えているというのが職人さんの意見でした。そうそう監理建築士も現場監督も来ていませんでした。これはいかがなものでしょう?)

ということで建築現場は一瞬たりとも目を離せないというのが実感です。ハウスメーカーを信用するのも良いですが、第三者監理を入れるとより良い住宅ができると思います。