ここのところ時節柄住宅ローンの返済が厳しくなったがどうしたらよいかという相談が増えてきました。

今のところ弊社で過去に住宅ローンコンサルをしたお客様はいらっしゃいませんが、弊社のホームページを見て新規の相談が入ってきています。

返済が厳しくなった場合、弊社住宅相談センターができることは限られますが、一般的な回答としては「まずすぐに金融機関窓口に相談してください。」という回答が正解かと思います。

例えば住宅金融支援機構のホームページには、トップ画面に次のような案内が出ています。この表現が一番わかりやすいでしょう。

【新型コロナウイルス感染症の影響により機構の住宅ローンのご返済にお困りの方へのお知らせ】

住宅金融支援機構では、今般の新型コロナウイルス感染症の影響によりご返済でお困りのお客さまに、引き続き安心して今後のご返済を継続いただくため、返済方法の変更メニューをご用意しています。

返済方法変更のご利用に当たっては、返済方法変更中及び変更期間終了後についてご返済の継続が可能であることを確認させていただきます。

審査の結果、お客さまのご希望に添えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

返済期間の延長につきましては、毎月の返済額が少なくなることにより毎回のご返済の負担は軽減されます。

しかしながら、返済期間を延長することにより利息負担額が増加し、その結果、総返済額は増加します。

そのため、返済期間の延長を行った後に、お客さまのライフサイクルに応じて家計にゆとりができた場合などには、いったん延長した返済期間を短縮することで、総返済額を抑えることができます。

以上ですが、とにかく一度返済が滞ってしまうと個人信用情報に履歴が残りますし、金融機関としても救済することができなくなります。

苦しいなと思ったら、すぐに窓口に相談してください。

ただ先日のお客様は金融機関に相談したところ、すでに順番待ち２週間後まで一杯だったそうです。それでも予約をしておかないといけません。