前回は過去29年間を見ると住宅ローンは変動金利型の方が返済総額が少なくて済んだと書きました。変動金利型に軍配が上がった訳です。
しかし住宅ローン選びの基準は返済総額だけではありません。
変動金利型を選ばれる方は金利の変動に敏感で、他の経済指標についても毎日のように勉強されている方が多いように見えます。
ところが世の中、毎日金利や株価や為替相場を見ている人ばかりではありません。むしろそのような人は少数派ではないでしょうか?
弊社住宅相談センターにご相談されるお客様には医者や教員、公務員などの仕事に就いている方も多いのですが、こうした方は経済情勢に関係なく目の前の仕事に専念したいという方が多いように見えます。
このような職種の方は固定金利型を選び、毎月一定額を払っておけば日々金利のことなど考えなくて済むので楽だとおっしゃいます。
つまり精神衛生上、固定金利型の方が楽という訳です。
このような基準で住宅ローンの金利タイプを選ぶ方には固定金利型に軍配が上がります。
したがって住宅ローンをどうやって選んだら良いかというご相談があった場合、ご相談者の日頃の生活スタイルやご興味などをお聞きした上で、変動金利型か固定金利型かを選ぶようにしています。
