【家づくりの相談事例34】住宅の外壁サイディングの注意点

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【家づくりの相談事例34】住宅の外壁サイディングの注意点

今まで弊社住宅相談センターに寄せられたご相談をご紹介しています。

建売住宅を買った後に家の外側=外壁をじっと見てみたら、すでにひび割れがしていた。心配になったので弊社にホームインスペクション(住宅診断)を依頼したというものです。

結論を先にお話しすると「何ともなりません。」という回答になりました。

外壁材として広く使用されているサイディングは、多くの場合釘で留めるタイプになっています。金具で引っ掛けるタイプもありますが、こちらは釘打ち箇所はほとんどありませんが、価格が少々お高いので釘打ちの方が普及しています。

釘で留める場合、サイディングは窯業系の製品なので陶器のように硬い訳です。硬い物を鉄で留めるのですから、相当に無理をする訳で、場合によってはひび割れたり欠けたりします。

それを防止するためにメーカーはマニュアルで、こんな工事は止めてくださいと注意喚起している訳です。

サイディングの場合、「端から20㎜以内に釘を打たないでください。」というのはすべてのメーカーマニュアルに書かれていますが、現場は何百本と釘を打つのですから、いちいちミリ単位で測っている暇はありません。

どんどん打っていかないといけないので、中には20㎜以内になってしまうこともわからないではありません。

しかし中には、おそらくマニュアルを知らないのではないかと思われれるほど、あるいはわざとやっているのかと疑いたくなるほど20㎜以内に打っている現場があるのです。

そのような現場では風圧や車による振動、人が跳ねたりする振動でひび割れができるのは必然です。

さてこのひび割れの原因となる間隔不測の釘打ちを見つけたらどうしたら良いのでしょう?

残念ながらサイディングをその部分だけ剥がしてやり直すことは不可能と思われます。業者がやると言っても他の部分に影響が出るので止めた方が良いでしょう。

また業者に損害賠償を求めるほど大事ではありません。(仮に訴訟で勝ったとしても大した金額はもらえないと思います)

結果として住みながら定期的にひび割れをチェックして補修してもらうこと位しかできないと思われます。

このご相談者に学ぶ教訓としては、売買契約をする前にホームインスペクション(住宅診断)をして建物を確認しましょうということになります。

ちなみに以前ある大手ハウスメーカーの建売住宅でこの指摘を出したところ、驚いたことにサイディングを全部剥がして張り替えました。さすが大手!とビックリしましたが、これは例外だと思ってください。