【家づくりの相談事例13】値引きはどれくらいできるか?(仲介編)

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【家づくりの相談事例13】値引きはどれくらいできるか?(仲介編)

今まで弊社住宅相談センターに寄せられた家づくりに関する相談事例をご紹介しています。

非常に多い相談として「購入する住宅や土地の値引き交渉はどれくらいできますか?」というものがあります。買い手としては少しでも安く買いたいというのが本音でしょう。

しかしこれに対する回答は「交渉して見ないとわかりません。」になります。あくまで最終的な価格決定権は売主が握っているので、売主の事情により一律いくらなら大丈夫という決まりはありません。

ただ例えば5,880万円とか4,550万円のような売出価格が付けられていますが、一般的には下2桁は交渉を円滑に進めるために上乗せしている価格と考えられていますので、それぞれ5,800万円、4,500万円にはなると考えられます。

しかし私の経験では下2桁もびた一文もまけてくれない売主さんもいましたし、3,380万円の売り出し価格に対して2,600万円で合意いただいた売主さんもいました。あくまで交渉ということです。

この売出価格ですが、仲介する不動産業者は売出価格を決めるときの媒介契約書(売主が売却の依頼を業者にするときの契約書)に「宅建業者は合理的な材料を提示して価格について説明・助言をしなければならない。」とされています。

あまりにも相場を無視した高値で売り出すことは避けるべきとの考えからかと思いますが、現実的には売主の立場が強いので無謀な価格であっても、そのままの価格で受託しているのが現実だと思います。

したがって買主としては購入に際して価格が気になるのであれば、業者に価格の根拠を示すように要望することが必要かと思います。

ただ業者としても成約を優先するでしょうから、理屈をつけて売出価格の妥当性を述べると思います。

そのため買主は担当する業者だけでなく、周辺の業者や弊社のようなコンサルに相談することも必要になると思います。

そうは言っても不動産は世界に二つとないものでなので、気に入ってしまえば高値であっても購入される買主さんがほとんどではないかと思います。