【家づくりの相談事例12】住み替え時の自宅売却価格

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【家づくりの相談事例12】住み替え時の自宅売却価格

今まで弊社住宅相談センターに寄せられた家づくりに関する相談事例をご紹介しています。

今回は自宅を売却して次の住宅を購入する住み替えの話です。住み替えの際の一番の問題点は自宅の売却価格です。自宅がいくらで売却できるかによって、次に購入する住宅の価格に影響が出たり、手元に残る資金の額に影響が出ます。

また愛着のある自宅を安く売ろうと考える人は誰もいないと思います。できるだけ高く売りたいと思うのが売り手の人情でしょう。

しかし住み替えは単に自宅を売るだけでなく、その資金を次に購入する住宅に充てる訳ですから、いつまでも高く売れるのを待つということはできません。どこかで折り合いをつけて売却し、買主に引き渡さなければなりません。

そこで自宅の売却価格については、不動産会社3社ほどに査定額を出してもらうとともに、買い取り価格(買取業者が買い取ってくれる価格)を出してもらうことをお勧めします。

買い取り金額は一般に市場流通価格の8割以下になると思いますが、間違いなく売れる価格でもあります。資金計画に余裕があるのなら、この買取価格をベースにして次の購入価格を決めておくと住み替えの確実性が増します。(決して安く売ることを推奨しているのではありません)

これを査定価格で一番高い価格を提示した不動産業者の価格をベースにして計画を立てると、長期間売れなかった場合、住み替え不調ということも起こります。

特に不動産業者の中には査定価格を敢えて高く提示して売却の依頼を受け、ゆっくり売却しながら価格を下げて行くという営業手法を取る業者もいます。高い査定価格を信じて売り出すと、住み替えがスムーズに進まないということになりかねません。

教訓:住み替え時の自宅の売却価格は、買取価格をベースに資金計画を立てておくと良いでしょう。査定価格が高いだけの不動産業者はご注意を。