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【家づくりの相談事例】手直し工事が残ったときはどうする?

今まで弊社住宅相談センターに寄せられた家づくりに関する相談事例をご紹介しています。

住宅を新築する場合、完成時に完全な状態に仕上がっておらず、手直し工事が残ってしまうことがあります。その状態でも引っ越し業者の手配の関係や現在の賃貸住宅の解約の関係で、どうしても新居に入居しなくてはいけないことがあります。

そしてそれまでの工事業者の対応によって、引き渡しを受けた後にちゃんと手直ししてくれるか疑わしいという方もいらっしゃいます。

そのような方からのご相談では、しばしば「最後に支払う代金のうち、手直し工事が終わることを条件にして一部を支払わない。」という提案をされます。

確かに工事業者としては代金全額を受け取れば一安心で、手間とコストがかかる手直し工事は後回しという意識が働くことはあるでしょう。

しかしこの支払い保留は法律上はよろしくありません。

法律の解釈では代金の支払いは支払いとしてきちんと払い、不具合や欠陥があれば、その部分について損害賠償なのか手直し要求なのか、それで争うべきということになっています。

したがって代金を保留した場合は、支払い義務に応じない施主側が不利になってしまいます。(あくまで法律上はです)

そこでせっかくの住宅のおめでたい完成時にこのようなことで気分を害さないためには、
1.完成後も余裕を持って引き渡しを受けられるように日程を決める。完成即引越しにならないようにすること。

2.新築中も第三者の検査(ホームインスペクション)を入れて、手直し工事が残らないように、しっかり監理してもらう。

以上2点で多くは解決できると思います。

間違っても代金の一部の支払いを保留することのないようにお願いします。