【家づくりのトラブル事例19】自宅の部分的リフォーム

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【家づくりのトラブル事例19】自宅の部分的リフォーム

今まで弊社住宅相談センターに寄せられた家づくりに関するトラブル事例をアトランダムにご紹介してします。

自宅をリフォームされる方が増えているようです。全面的にリフォームされる場合はそうでもありませんが、一部分だけリフォームされるときはトラブルになり易いようです。

例えばリフォームする部屋としない部屋の間にあるドアを交換する場合、ドアだけを交換するのか、ドア枠まで交換するのか?ドアだけ交換する場合、新しいドアとドア枠の色合いや質感が違ってきます。そもそも既存の枠に合ったドアがあるのか?特注で造るのか?工事業者はそれを説明したかどうか?

またリフォームしなかった側はドア(あるいはドア枠も)だけは新品になってしまい、既存部分とバランスが取れなくなります。

さらにドア枠まで交換するときは、しない側の部屋の枠回り(例えば壁)を一部壊すことになるのですが、その部分は新品になって既存部分は古いまま残ります。これは問題ないのか?

付けてみたら、リフォームしなかったところとのバランスで違和感があるじゃないですか!ということが起きやすいのです。

枠を交換する場合、沓づり・下枠(引き戸なら扉が乗って左右に滑らす部分)はどうなるのか?隣りの部屋との段差はどう処理するのか?

そのドアの仕様と壁紙の仕様は合うのか?交換したドアとそれ以外のドアとのバランスはどうか?などなど。ドア1つのリフォームでも配慮しなければならないことがたくさんあります。

部屋全部を解体してやり直すなら、すべてが新品になるのでそれほど問題ありません。

以上のようなことはリフォームする人は強く意識して発注しないので、工事を請ける側が細かく配慮して説明する必要があります。

しかし営業が経験不足であったりアバウトな性格の人であったりすると、そのあたりの配慮が不足して、結果として大きなクレームになるのです。

実はリフォーム業者の中には、結果がこのようになることをわかっていて工事し「他とのバランスが悪いので、この際他もリフォームしませんか?」などと営業する業者もいます。

教訓:部分的なリフォームは細部まで検証が必要。

弊社住宅相談センターではリフォーム計画に対するアドバスも行っています。「こんな点が気になりますが大丈夫ですか?」というような形でアドバイスしています。是非ご利用いただきたいと思います。