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【13】新築マンション購入時の注意点・内覧会

新築マンション購入時の注意点を書いています。

いよいよマンションの完成・引き渡しが近づくと、契約者向け内覧会が開催されます。契約した実際の部屋やエレベーター・廊下・階段などの共有部分を見るのは、このときが最初になります。

内覧会は実際の部屋を見て、何か不具合がないか、汚れや傷がないかを確認し、引き渡しのときまでに補修してもらうためにあります。

また設備機器の使用方法や日常生活をするうえでの注意点なども説明してくれます。

この内覧会のとき注意したい点を挙げておきます。

1.部屋の間取り・仕様・設備が確かに自分が考えていたものと一致しているかを確認します。信じられないでしょうが、弊社住宅相談センターが同行した内覧会では、パンフレットと間取りが違っていたケースもありました。

またオプションで追加変更工事が発生している場合は、自分が注文通りになっているか特に注意が必要になります。

2.点検できる設備はできるだけ使ってみること。
ガスはほとんどの場合開栓されていないと思いますが、水道・電気などの設備は実際に使用してみて、住んだ後にすぐに使用できるか確認することをお勧めします。コンセントも通電されているか確認が必要です。

多くの購入者さんは完成・引き渡し後にすぐに入居して生活を始める人が多いようですが、私の経験上、引越しはできたけどガスが使えなかったので風呂に入ることができなかったという方もありました。

3.配管・配線にも注意
多くの購入者さんは室内を重点的に確認されますが、他にも浴室の天井裏や床下など見えない部分にも注意が必要です。浴室の換気ダクトが外部につながっていないなどのミスはしばしば見られます。

またガスメーターなど部屋の外部にある設備にも注意してください。

4.共用部分もチェック
購入した部屋(専有部分)だけでなく、できるだけ共用部分にも行ってみましょう。

以上のような点に注意して内覧会に臨んでいただきたいのですが、弊社住宅相談センターのような検査業者を同行される方も増えています。私たちが指摘するのは相当細かな箇所を指摘しますが、やはり専門家でなければわからないことを指摘することになります。

例えば先日あった高級マンションの内覧会では、ある部分にコーキング処理が施していなかったため妙に思い、失礼ながら隣りの部屋も見せいただきました。

そうすると案の定、隣りの部屋のその部分にはちゃんとコーキングされていました。これなどは建設の現場担当者が同行していたのですが、指摘した後にも気づいていませんでした。

今どきの新築マンションで内覧会で見た結果、住めないようなものはありませんが、今から長く住むために購入したマンションですから、検査の専門家を同行してチェックされても損はないと思います。

なおこの内覧会は一定期間に集中して契約者全員に見てもらうため、分譲会社によっては「1組様1時間に限定」などとしているケースが見られますが、私達が2人がかりでしっかり見ても1時間はかかるわけですから、一般の方には2時間程度は時間をとるべきだと思います。

こちらから「2時間は下さい。」と言っておく必要があります。