新築マンションを購入する際の注意点を書いています。今回は「管理費」です。
管理費は主にマンションの共用部分を維持するために必要な費用を賄うための料金です。通常管理会社が区分所有者から毎月口座引落で徴収します。
管理費の多くは管理業務を委託する管理会社に対して、管理人などの人件費や共用部分の水道光熱費・清掃費・事務費などとして支払います。
この費用は修繕積立金のように定期的に値上がりすることはありませんが、物価水準の変動や人件費の高騰などで値上がりすることが考えられます。
管理会社に支払っている業務委託料に対して、業務内容が不相応と考えられる場合もあります。このあたりを購入前に確認することは難しいのですが、管理組合が管理会社と結ぶ業務委託契約書の案をもらえますので、十分読み込んでおく必要があります。
管理費の額に影響を与える項目をあげると、駐車場が平置き式か機械式か、エレベーターの台数、集会室や共用施設の設置状況、管理人が住み込みか巡回かなどによって異なります。(私が以前住んでいたマンションにはプールが付いていたので管理費がべらぼうに高かったです)
管理費も不足すれば値上げすることになり家計を直撃します。契約前に十分注意してください。