【1】新築マンション購入の注意点・棟外モデルルーム

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【1】新築マンション購入の注意点・棟外モデルルーム

ここのところマンションを購入したいというお客様の相談が増えています。

土地価格の上昇と建築費の高騰によって、当初は戸建住宅を取得しようと考えていた方がマンション購入に方針変更しているようです。

データを見ても中部圏の新築マンション価格は3年前から高騰しており、それに伴って既存(中古)マンション価格も上昇しています。戸建てと比較すればマンション購入の方が楽かもしれませんが、決して容易なことではありません。

当初戸建てを検討されていた方がマンション購入に変更するのですから、事前準備が十分でないために弊社住宅相談センターに相談にいらっしゃるようです。

そこでしばらくマンション購入の注意点について書きたいと思います。今回は「モデルルーム」です。

新築マンションの販売は多くが「青田売り」になっています。マンションの完成前、建築中に販売する方法で購入する実際の部屋を見ることはできません。

そのために部屋の仕様等を確認する場としてモデルルームを設けています。モデルルームは大きく分けて「棟内モデル」と「棟外モデル」があります。

棟内モデルは実際の建築現場で1~2室を先に完成させてモデルルームとするもので、棟外モデルは実際の建築地とは別の場所に設けたモデルルームです。

最近はモデルルームだけでなく商談スペースやプレゼンスペースも必要になることや、安全上の問題もあって棟外モデルが多いようです。

棟外モデルの場合、建築地とはまったく異なる場所に設けられているので、実際の現場を別途見に行かなければなりません。

しかし現地は工事中で敷地に入ることはできないため、遠巻きにしか確認することができません。これがデメリットです。

私の知人は現地に建築資材が山積みになっているのを見て、このマンションの工事が終わればなくなるのだと思っていたら、実は別の建築会社の資材置き場だったことが判明。入居後もトラックの音がうるさかったという笑い話もあります。

また棟外モデルを見学した後に、営業マンが車で現地を案内してくれる場合がありますが、実際にそのマンションに住めば車ではなく徒歩で通勤すると思います。実際に歩いてみたら、どんでも時間がかかったという失敗談もあります。

棟外モデルしかない場合は、現地の周辺環境について特に入念に確認することが必要です。