ホームインスペクション・既存住宅売買瑕疵保険の注意点⑪給排水管特約

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ホームインスペクション・既存住宅売買瑕疵保険の注意点⑪給排水管特約

既存(中古)住宅を購入する際に利用する既存住宅売買瑕疵保険について説明しています。本日は「給排水菅路担保特約」です。

私の経験上、既存住宅の取引に関わって、最も多かったトラブルは給排水管に関するトラブルという印象があります。家が傾いたり雨漏れがしたり、シロアリに侵食されていたりという経験はほとんどありません。

既存住宅売買瑕疵保険では建物本体を保険の対象にしているため、給排水管は対象外となります。

しかし私の経験のように水漏れ事故に遭遇する可能性は比較的高いと思われるので、瑕疵保険のオプションメニュー「給排水管路担保特約」を利用することは安心だと思います。

この特約を利用するためには、弊社住宅相談センターなどの検査事業者などが行う住宅の検査の際に、同時に給排水管路の検査を受けて「適合」判定をもらう必要があります。

検査自体は検査員が水道や給湯器などを操作してチェックする簡単なものですが、住んでいない住宅などで水道等が開栓されていないと検査ができず「不適合」になるので注意が必要です。

検査の費用は検査事業者によって異なりますが1万円程度で、特約料は延床面積や保険金額・保険期間によって異なりますが、数千円から1万円程度の追加となります。

保険金は以下の2点で支払われますが、最終的には利用される検査事業者や保険法人にご確認のうえお申込みください。
1.給排水管路が通常有すべき性能または機能を満たさないこと
2..給排水設備の機能が失われること

給排水管路担保特約についてご不明な点は弊社住宅相談センターまでお問い合わせください。