ホームインスペクション・既存住宅売買瑕疵保険の注意点⑨マンション

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ホームインスペクション・既存住宅売買瑕疵保険の注意点⑨マンション

既存(中古)マンションを購入する場合も既存住宅売買瑕疵保険を利用することができますが、戸建て同様に弊社住宅相談センターなどによる現場検査が必要です。

実はマンションの検査は大変難しく断念することもある程です。

まずマンションの場合、新築時の建築確認済証と検査済証の写しが必要になります。これらの書類はマンションの完成引き渡し時に管理組合に手渡されているはずですが、提出できない管理組合が意外に多いのです。倉庫にも管理人室にも管理会社にも見当たらないというわけです。

また長期修繕計画書の提出も求められます。

現在ではほとんどのマンションで長期修繕計画を定めていると思っていたのですが、これもないマンションが意外に多いのです。この計画書がない場合は良好な修繕が行われているかどうかを確認するために、屋上に上って防水の状態を検査することになっています。

屋上には勝手に上れませんので、管理人や理事長の承諾を得なければなりませんが、その人たちに瑕疵保険への理解が浸透しているわけではないので迷惑がられてなかなか承諾が得られないのです。

またマンションではコンクリートの強度試験をすることになっています。コンクリートハンマーを使用して打撃試験を行うのですが、数分間の短時間とはいえ打撃音が出るので、こちらも承諾を得ておかないといけません。

さらに最近のマンションのコンクリート部分にはモルタル塗装などが施されているため、コンクリートの露出部分が見当たらないためにコンクリートハンマーが使用できないこともあります。この試験ができなかった場合、検査上は「不適合」になります。

また検査チェック項目には「複数の外壁タイルにわたるひび割れがないこと」という項目がありますが、マンションの表面タイルは多かれ少なかれひび割れしているので、厳密に検査すると多くが「不適合」になります。

以上、すべてを厳密に検査した場合、適合判定が出るマンションは相当少ないと言わざるを得ません。不動産取引でマンションの瑕疵が問題になることはほとんどないと思われるので、この検査はもう少し緩めてもよいのではないかと思います。