住宅診断・ホームインスペクションの注意点⑯検査内容

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住宅診断・ホームインスペクションの注意点⑯検査内容

ホームインスペクション・住宅診断・建物状況調査・建物検査など、住宅の診断に関する用語があふれているために依頼を受ける側も依頼する側も混乱してしまうと思います。仕方がありません。住宅の診断など日本ではここ数年で広まったにすぎないのですから。

呼称に惑わされず、依頼する側としては何のために住宅を診断したいのか?・その点を明確に検査業者に伝えることが大切です。

例えば弊社住宅相談センターにお声がけいただくお客様の声を挙げてみると・・・

・購入する住宅にいわゆる「欠陥」がないのか?
・自分が気づかない箇所に不具合はないか?
・設計図書の通りに施工されているか知りたい。
・このままの状態で、あと何年位住めるか知りたい。
・自分が考えているリフォーム工事をすることが可能かどうか?
・リフォームする箇所の優先順位を決める材料にしたい。
・雨漏れの原因を知りたい。
・減税が使えるように既存住宅売買瑕疵保険に適合しているか知りたい。

などなど、依頼者によって目的が異なると思います。呼称や値段に惑わされることなく、ご自身の目的が達成できる内容で診断してもらうことが大切です。

ホームインスペクションをしている業者の中には、建築マニア的な人もいて依頼していないことまで事細かく報告する人もいます。そういう人をお望みならそういう人に依頼する必要があるでしょう。

雨漏れの原因を特定したいのに、水掛け試験もしない、赤外線サーモグラフィーもないという検査事業者に依頼しても根本的な解決にはならないと思います。

住宅診断・ホームインスペクションも広い定義になってしまっているので、どのようなことを期待して依頼しようとしているのか?この点を明確にしてお伝えいただくと良い診断ができると思います。

ちなみに弊社住宅相談センターではできないことはできませんとお伝えし、できる検査事業者をご紹介するようにしています。