土地を見る眼②高低差

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土地を見る眼②高低差

土地を購入するときの注意点の2つ目は高低差です。

土地には前面道路と敷地との高低差、隣地との高低差があります。前面道路との高低差は駐車場に車を乗り入れるときの障害となりますし、人が建物の玄関に到達するまでの関門となります。

スムーズな乗り入れや通行ができるようにするにはその間を造成・整地する必要がありますが、高低差によってその費用は大きく違ってきます。

また隣地との高低差は住宅を新築した後に雨水がどちらに流れるか(当然ですが、水は高い方から低い方に流れます)が大きな問題となります。また雨水だけでなく土砂が崩れることも考慮しなければなりません。雨水や土砂で隣地に迷惑をかけることはできません。

原則として高い方の所有者が土留めや擁壁を構築して、それを防止することになりますが、これも高さによって大きく費用が変わります。特に高さ1mを超えるような擁壁が必要になる場合は宅地造成等規制法という法律が適用されることがあり、擁壁の仕様にも制限がかかるので費用がよりかかります。

このようにただ土地を購入すると言っても、購入後にかかる費用が大きく違ってくるので、高低差は十分注意しておく必要があります。

これは相当な高さだけでなく、わずかな高低差でもそうなのです。何しろ水は少しでも高い方から少しでも低い方に流れるのですから。

弊社住宅相談センターの土地購入チェックシートには前面道路・東西南北それぞれチェック欄が設けられています。