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住宅ローンが否認されたら別の銀行に申し込まない

住宅ローンの事前審査の申し込みをした結果、融資否認や減額となった場合、担当の不動産業者さんや建築会社の営業マンさんは、すぐに別の金融機関に申し込もうとしますが、これは絶対止めてください。

融資否認や減額となるのはそれなりの理由があってのことです。その理由がわからないまま別の金融機関に申し込んでも、再び否認・減額される可能性が高く、しかもその申し込みに関する個人信用情報の照会履歴も残ってしまいます。

金融機関は個人信用情報会社に申込者の情報の照会をかけますが、申込履歴が残るということは、別の金融機関があとで照会したときにその事実がわかってしまいます。

競合する金融機関があるということもわかるでしょうし、なぜ自分のところに申し込んできたのか勘繰られることにもなります。できるだけ無駄な照会の事実を残さないようにしましょう。

一旦融資否認・減額となったら、その原因を究明し、それを解決する対策を考えることが必要です。原因の多くは個人信用情報に問題があることでしょうから、情報を取り寄せていない場合は取り寄せる手続きをしましょう。

この作業をしないで別の金融機関に申し込むことが絶対に止めてください。何度やっても時間と労力の無駄になりますし、何より精神的なダメージが大きくなります。

申し込むのは原因を特定し対策を講じた後にしてください。