住宅ローンの返済方法・元利均等と元金均等

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住宅ローンの返済方法・元利均等と元金均等

住宅ローンの返済方法には元利均等返済と元金均等返済があり、どちらかを選ぶことになります。

元利均等返済は返済期間中(金利が変わらなければ)、毎回同じ返済額を返済する方法です。例えば3000万円を金利2%、返済期間35年で返済する場合、毎回月額99,378円を返済することになります。

元金均等返済は読んで字のごとく毎回の返済の元金部分は同じ金額ですが、利息が残高に対して計算され、初回の返済額が最も高く返済する毎に返済額が減っていく方法です。

上記の場合、第1回目の返済額は元金部分3000万円÷35年÷12ヶ月=71,428円。利息部分は3000万円×2%÷12ヶ月=50,000円となり合計121,428円になります。

この金額が一番高い返済額で、あとは徐々に減少していきます。

上記の場合、元利均等返済の総返済額は約4174万円ですが、元金均等返済は約4053万円で済みます。総返済額では元金均等返済の方が有利になります。

ただし元金均等返済は初回の返済額が高いことから、目一杯住宅ローンを借りたいという人は借入額が抑えられ希望額を借りることができない場合もあります。

また元金均等返済を扱っている金融機関は少数派なので、わざわざ扱い金融機関を探すより、元利均等返済でより金利が低い金融機関を探す方が選択肢が広がると思います。

さらに現在のような低金利下では、両者の総返済額に差がほとんど出なくなっています。

以上のことを考慮していただき、自分に合った返済方法を利用されることをお勧めします。