固定金利型住宅ローンは、返済開始当初から完済までの金利が変わらず、確定しているローンのことを言います。住宅金融支援機構が民間金融機関を支援する【フラット35】がその代表商品です。
通常当初から完済まで同じ金利が適用されますが、中には6年目、11年目などに金利が変わることが最初に決められている商品もあります。これを段階金利型といいます。
固定金利型は変動金利型と比較して金利は高くなっていますが、返済期間中返済額が確定しているという安心感があります。
固定金利型の金利は、長期金利である新発10年物日本国債の利回りを参考にして決められます。
国債の利回りは経済情勢や地政学的リスクなど様々な要素を基にして日々変動しているので、月末27日頃の終値を基準にして翌月1ヶ月間の実行金利(借りる人に適用される金利)を決めます。
固定金利型の説明はこの程度で短くて済みます。次回は固定金利期間選択型についての説明です。