弊社住宅相談センターではご相談者の皆様に最適で最も有利な住宅ローンをご案内する仕事をしていますので、毎月この地域で利用できる金融機関の融資条件、特に金利をチェックしています。もちろんネット銀行やメガバンクも含んでいます。
公表される住宅ローン金利は、メガバンクやネット銀行、そして地銀・信金の中でも大手行は毎月1日付で変更しています。
それに対して地元の地銀・信金の多くは月中で変更しており、その日は各金融機関によって異なります。
例えば中京銀行・愛知銀行は15日、岡崎信金は16日、瀬戸信金は18日などとなっています。
なぜこの日付にこだわるかというと、住宅ローン金利は融資が実行された日の金利で決まるからです。住宅ローン申し込み時の金利が有利だと思ってX銀行に申し込んだが、融資実行の日になってみたらY銀行の方が有利だったということがあるからです。
本来住宅ローン選びはこのあたりを踏まえて検討することが必要になります。
ただし現在の史上最低金利の状況では、名古屋圏の地銀・信金の表示されている住宅ローン金利はここ1年以上ほとんど変動がありません。
これは名古屋圏の金融機関が、そもそも表示している金利ではなく個別に相談して決めた金利で融資していることが影響しているからだと思います。
ということで、ここでも表の金利はほとんど用をなさないということがおわかりいただけると思います。