少しでも有利な住宅ローンを選びたいとお考えの方は多いと思いますが、最近はインターネットで住宅ローンを探して、それだけで満足されている人が多いようです。
ネット情報は一つの手段ではありますが、それだけですと住宅ローンの審査を度外視して選ぶことになります。
住宅ローンの審査はどうやっているのか?この視点を無視して選ぶとベストローンを選ぶことができません。
金融機関は住宅ローンの審査で何を審査するのか?
1.審査要件
そもそもその金融機関が住宅ローンとして扱う要件が揃っているのか?例えば完済時年齢や収入基準・建物の要件などがこれに当たります。これは各金融機関のネット情報でも公開されている情報です。
2.担保力
融資対象となる住宅(土地・建物)にそれなりの価値があるか?将来競売に掛けたときに回収することができるだけの価値があるかを審査します。違法建築物などはここで排除されます。また豪華すぎる住宅や特殊な住宅なども排除されます。
3.信用力
金融機関は見ず知らずの第三者に多額の融資をする訳ですから、借り手が長期間(35年間など)に亘って毎月一定額を返済する能力があるかなど、申込者の信用力を審査します。
4.将来取引力
現在は超低金利時代ですので、いくら住宅ローンを貸し付けてもそれ単体では収益が見込めません。住宅ローンを借りた後に保険商品や投資信託、教育ローンなど、将来の収益が見込める人かどうかを審査します。
以上4点が金融機関の審査のポイントですが、特に3と4は普通に申し込んだだけでは金融機関側には伝わりません。それなりの工夫をして申し込む必要が出てきます。
しかしネットではそのようなイレギュラーな申し込みをする余地はないので、ネット上で表示されている条件でしか借りることができないのです。
以上ネットだけではベストローンが選べない理由がお分かりいただけたかと思います。4つのポイントを押さえた申し込みができれば、より有利な住宅ローンが発見できると思います。
住宅相談センターではそのお手伝いをしていますが、お客様が選ばれた住宅ローンより良いローンを弊社が探し出す確率は80%以上の実績があるわけですから、もっと良いローンを探す余地はあると思います。