国立社会保障・人口問題研究所が19日に発表したところによると、2040年には全世帯に占めるひとり暮らし世帯の割合が全都道府県で30%を超え、東京、神奈川、京都、大阪など8都道府県では40%を上回るとのことです。
全国平均は39.3%で、最も高い東京は48.1%に達する見通しです。愛知県は38.0%。
総世帯数は2015年の5333万世帯から2040年の5076万世帯まで減少しますが、ひとり暮らし世帯は1842万世帯から1994万世帯に増加。この間、ひとり暮らし世帯の増加率は埼玉や千葉、神奈川の都市部を抱えた県で12~20%と大きくなる見込みです。
研究所の談話では「既に高齢化している地方ではひとり暮らし世帯の増え方は弱まるが、都市部では今後、ひとり暮らしの若者が高齢化する。社会的孤立や日常生活支援などが課題になる」と指摘しています。
さて今から家づくりをする場合、どのような家を希望しますか?末永く利用価値がある家となれば、以上のような人口動態にも対応できる家を検討してみることが必要になります。