指定確認検査機関の勉強会でいただいた情報、その2。
昨年の北海道胆振東部地震における液状化の被害について報告されました。
現場調査をおこなった結果・・・
1.盛り土・埋め立てされた土地
2.水位が高い土地(特に今回は地震の前に豪雨があったことにもより水位が高かった)
3.震度が大きいところではなく5弱が観測された地域に多い。東日本大震災のときも同様であった。(東北地方より浦安市)
以上のような土地に被害が集中していることがわかったとのこと。
現時点で液状化対策には決め手がありませんが、上記の点に注意して土地を購入する必要があります。特に盛り土・埋め立てについては、現状を見るだけではわかりません。古地図や航空写真・当時の造成図を確認したり、周辺住民の方にヒアリングするなどが必要になります。
液状化マップについても全く役に立たないとは言いませんが、あくまで参考であって過信は禁物との話もありました。
弊社では土地を購入される方向けのアドバイス業務をおこなっていますが、このあたりは出来る限り調査してご報告しています。