注文で建てた一戸建に入居したところ、洗面所と浴室が異様に寒い。ヒートショックで倒れるかも。これじゃ以前のアパートの方がましだというご相談がありました。
うかがったところ洗面所にガス衣類乾燥機を設置されたそうです。
これはおそらくガス衣類乾燥器の排湿筒が直接外気に接しているので、冷気が乾燥機内に侵入するためと考えられます。
排湿筒周りの隙間止めと排湿筒を断熱材で包むまではできると思いますが、乾燥機の庫内も外部と見なすわけですから乾燥機を断熱材で包むわけにはいきません。
結果として外部からの冷気が侵入して、簡単に言えば洗面所と浴室は外気と同じ状態になっているということです。
どうもこの事例はレアケースではないようで、全国的に多いようでネット上にもたくさん出ていました。
即効性のある対策はないようで、いずれもガス会社に確認してくださいという回答ばかりです。
これだけ事例があるのなら、建築会社や設備会社はきちんと説明する必要があると考えます。ご注意ください。
