分譲マンションのメリット・デメリット①費用

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分譲マンションのメリット・デメリット①費用

ある不動産会社さんから分譲マンションのメリットとデリットについて、セミナーをしてほしいという依頼がありました。

メリットだけでなくデメリットまで話して良いということならお引き受けしようと思います。

分譲マンションのデメリットとはどんなものがあるでしょう?

FPとして分譲マンションを購入する人の購入後の家計のシミュレーションをするのですが、一言で言えば「マンションは金食い虫だ。」ということになります。

マンションの場合、管理費・修繕積立金・駐車場代・駐輪場代・専用庭やルーフテラス・トランクルーム利用料などが必要になります。これに対して戸建て住宅は固定資産税等が必要になるだけです。

ただし本来なら戸建て住宅も計画的に修繕することが望ましいので、修繕積立金を計上する必要があります。

マンションに必要となるこれらの費用は、どうしても割高な印象を受けます。何故なら戸建て住宅なら自分の住宅の範囲を管理し修繕すれば足りるのですが、マンションの場合は自分の範囲=専有部分以外にも管理人室や廊下・エレベーターホール・集会室など共用部分まで管理し修繕しなければならないからです。この費用はどうしても割高になります。

弊社の営業エリアでは一般的な戸建て住宅の年間の維持管理費は30~35万円で賄えると思いますが、75㎡程度のマンションになると45~50万円になります。

差額を仮に10万円とすると1年12ヶ月×25年間居住すると、なんと3,000万円にもなります。

分譲マンションのあまたあるメリットを考慮して、果たしてこの額が適正かどうかは購入される皆様がお考えになることで、私が判断することではありません。