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「将来取引力」って何?住宅ローン申し込みの銀行の審査

昨日は住宅ローンの審査で銀行がどういう審査をしているかを書きました。

その中で最近重視されている「将来取引力」という項目があることを書きましたが、これはなじみがない言葉なのでわかり難いようです。

現在のような史上最低金利の時代では、銀行は住宅ローンを販売しても金利では儲かりません。

そこで良質なお客様は、金利が低くても良いからとりあえず住宅ローンで確保しておき、その後に銀行が販売している保険商品や投資信託、教育ローンなど、将来必要になるであろう他の商品で儲けさせていただこうという作戦で、これを「クロスセル」と言っています。

これで理屈はご理解いただけたかと思いますが、ではこれをどうやって審査するのか?

正直私も統計的な計算方法を見たのですが、さっぱり理解できませんでした。そんな計算式でわかるのかというのが正直な感想です。

しかし住宅ローンに関するアドバイスをしている立場から、何もわかりませんでは済まされません。

そこで弊社としては住宅ローン申し込み者の将来の資金力がわかる資料を申し込み時に提出していただくようにお勧めします。

それは何かというと、再三このブログでも書いている「住宅を購入した後の家計のシミュレーション=キャッシュフロー表」です。

住宅取得後の家計の資産額が明示されるキャッシュフロー表なら、銀行が見れば何歳時にいくらの金融資産があると一目瞭然です。

実際、ある銀行の本店審査部からは「住宅相談センターさんのお客様は、キャッシュフロー表を持参いただけるので大変ありがたいです。」と言われています。

最近登場した「将来取引力」を素人でも確認できるキャッシュフロー表の重要性は、こういう点からもお分かりいただけると思います。

住宅取得前には、必ずキャッシュフロー表を作りましょう。