不動産を購入する際、現地を見て気に入れば早い時で3日後、遅くても1週間後には売買契約締結になってしまうほどスピードが要求されます。
本来なら契約締結前に売買契約書や重要事項説明書をしっかり読んで、ある程度理解しておき、わからないことは事前に質問しておくことが必要ですが、そのような時間がないこともあります。
そのような場合、弊社では契約に同席させていただいて書類を拝見する業務を行っています。
この業務のメリットは重要事項説明書を説明する宅地建物取引士と売買契約書を説明する営業マン(通常)が、書類に記載されていないことを間違って説明することをチェックできることです。
先日も取引士が瑕疵担保責任の期間を間違えて説明したり、営業マンが固定資産税の計算方法を間違って説明していたので訂正させていただきました。
また重要事項説明書も今年の業法改正前の古い書式を使っていたことも発見できました。
いくら事前に書類を確認していても、口頭で間違った説明をすることがあるので注意が注意が必要です。
私は不動産売買契約書は本来弁護士が作成するのが望ましいと考えていますが、現状宅地建物取引士などに任されており、それだけにミスも意外に多くあるのです。ご注意ください。