分譲マンションを購入するときにも契約締結前に重要事項説明書の読み合せがあり、宅建取引士から説明を受けるのですが、その量は土地や戸建てと比較して大変多いのです。

なぜなら重要事項説明書には補足資料が添付されており、分譲マンションの場合「管理規約」「使用細則」「駐車場や駐輪場の利用規約」「ペット飼育に関する規約」「その他の施設の利用規約」など入居後の管理運営に関する書類が山ほどあるからです。

これらすべてを契約日当日の説明だけで理解することは不可能です。

通常の不動産取引では重要事項説明書の読み合せは売買契約の当日、契約調印の前に行っており、短い宅建取引士ですと４０分程度、丁寧に説明する取引士で６０分程度では行っています。（私がやるとすると９０分程度はかかります。）

しかしこの程度の時間ですべての書類を確認することは至難の業です。

マンションを購入しようとした場合は、重要事項説明書と添付資料、売買契約書を事前に取り寄せてじっくり読んでおくことをお勧めします。

弊社ではできれば契約の一週間前までには入手してお読みいただくことをお願いしています。